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石垣島SUPグランプリのお礼

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3月13日 曇り 18度 N15m

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各位

                                  石垣島サップグランプリ実行委員会

  

第一回石垣島サップグランプリのお礼と報告書

後援・協賛・協力してくださった皆様へ
去る3月9日に開催された石垣島サップグランプリは,強風警報が発令されるほどの風が吹いている中,そのダイナミックな状況を反対に楽しむエキサイティングで達成感のあるレースが成立し,無事に終了いたしました。協賛、協力してくださり,応援してくださった皆様に心からお礼を申し上げます。

石垣の素晴らしい海というステージが他ではできないようなスケールの大きなレースを可能にし,地元ボランティアスタッフの献身的な準備と運営が島のおもてなし精神を来島した参加者に感じさせる心あたたまる石垣島ならではのイベントになったと思います。本当に協賛,ご協力ありがとうございました。もしも写真など必要でしたらご連絡いただければお送りいたします。
地元の新聞にも取り上げられましたが,今後専門誌,海外の雑誌や機内誌でもこのレースの事が取り上げられる予定で,石垣島の宣伝効果になれば,と願っております。

下記が一日のイベントのあらましです。

朝8時 名蔵湾横断
レースは崎枝からフサキリゾートまでの8キロ名蔵湾のど真ん中を風に乗って横断していくコースはかなり沖を長距離移動するので上級者のみのエントリー。全国から来たトップクラスの選手を含めた男性21名、女性2名がスタート。風は15メートルもの強風がふきつけるなか力強いパドルで沖へと向かっていった。フィニッシュ地点で迎える観客の人たちが望遠鏡で水平線に目をこらしていると,真っ白に荒れた海面の向こうから何人かの姿が見えていた。1位は石垣島アイランドクラブの津村選手、2番手はマウイからこの大会を視察に来てオブザーバーとして参加してくれたミッキーシュワイガー選手(彼は世界的なレースで常に上位に入る有名な選手でもある)2位には地元の若手で全日本でも4位という実力を持つ北島健太選手が入ってきた。男子サーフボードクラスは嘉良選手が1位でゴールし、女子の参加2名はこの過酷な状況の中堂々と二人ともフィニッシュし,最終艇には疲労困憊しながらも大きな笑顔で全員がフィニッシュ。このような風の中で安全面を十二分に考慮してレースを行えたのはレスキューチームの万全なサポートのおかげでもある。普段自分ではなかなかできない長距離レースが体験できた事は多くの選手にとって意義のある事だったと思う。

12時 コースレース、チームリレー 底地ビーチ
午後は、底地ビーチに移動,まずは地元のボランティアスタッフが用意したしんめい鍋いっぱいのあたたかい八重山そばが全員に振る舞われ,寒い北風の中凍えた体があったまった。コースレースはビーチからスタートしていくつかのブイを回航してまたビーチでフィニッシュする3キロコース。こちらはトップレベルの選手から始めて2ヶ月、レース初体験の女性まで色々なレベルが挑戦。向かい風はなかなか前に進まず上級者意外にはかなりきついレースとなったがほとんどの人が必死の思いで漕ぎ続けフィニッシュ。その一生懸命な様子は見ているものに感動を与えてくれた。トップは最初から最後まで地元松本選手と北島選手の競り合い。最終的に松本選手が粘り勝ちし,北島選手はダウンウインド、コースともに2位となった。3位には沖縄本島から参加した松山選手彼は世界選手権にも出場している強豪であり,今回の石垣島レースでこの島の環境のポテンシャルの高さを評価していた。
サーフボードクラスには石垣島の小山選手が優勝,上位はすべて地元選手で占められた。
レディースは横断レースにも参加した二人がレースボード部門で堂々とフィニッシュ、サーフボード女子は前田選手が優勝した。

チームリレーは3人(うち少なくとも女子一名)でたすきをわたすリレー式のレースだが,ハプニング続出で大いに盛り上がった。結局優勝は神奈川県から参加したチーム茅ヶ崎。しかし勝ち負け関係なく皆の親睦が一気に深まった。

夜6時 島野菜カフェ 表彰式,パーティー、ライブ
 多くの協賛品で豪華な賞品,そして心のこもった手作りのトロフィーと花輪が上位入賞者に送 られた。その後の抽選会も大いに盛り上がり会場は笑顔と笑いと歓声につつまれた。そしてハワイから送られた新品のボードがオークションにかけられ,その売り上げはきれいな海を失い,外で 思い切り遊べない子供達のためにインドアパークを作って活動している団体に送られる。石垣の透き通る海で自然に囲まれて生活する事,このような素晴らしいレースを行える事は当たり前の  事ではなく,心から感謝するともに,いつまでも続ける事ができるようこの素晴らしい環境を大切にしていかなくては,と実感できた素晴らしい大会だった。
最後は3組のミュージシャンのライブと協賛各社のビールや食材で素晴らしい食事を楽しみながら盛り上がりは最高潮に達し,夜が深まる頃には朝初めて会ったとは思えないほど親密にみんなが飛び上がり踊りまくり,歌を歌ってこの充実した一日を満喫していた。
本当にありがとうございました。今後も毎年少しずつよりよいイベントにする事を目指しながら将来的には世界中から選手がこの島に憧れてやってくるようなそんな素晴らしいイベントを開催し続けていく事を目標にしています。どうぞこれからもよろしくお願いいたします。

本当にありがとうございました。

グラシアス

 

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