1月18日
暗いうちにアンカーを上げてパスを抜けて10msの安定した北東貿易風を受け
8,5Knのスピードで快調にセイリングして約75マイル航行
アウル環礁のサウスウエス(南西)パスから環礁内に入る
水深10mほどの島の風下の砂地に無事アンカーリング。
船の周りは珊瑚や魚もたくさんいるのでみな夕食までシュローケリングで楽しむ。
1月19
我々はSUPで、トムとエマ、カメラマンのペドロはテンダーで
船から1kmほど離れた東側にあるアルロ島に向かう
今回のクルージングの中で楽しみにしていた島だ
これだけ海が綺麗だとね自然とテンション上がります
島で漁やコプラの輸送に使われる船
ここが島の入り口
島名も観光案内板ももちろんありません。
トビウオの干物
小さなソーラー発電が唯一の電源
庭で乾燥させるコプラは島の貴重な産業
台湾からの援助で学校や数カ所に設置されてたいたソーラー発電
昨日までいたアルロと違って雨が少ないのか
各家には雨水を貯めるシテテムとタンク
これは小学校の大きなタンク
ここは小学校の校舎
持ってきた色鉛筆とノートをプレゼント
ここでは文房具など買うには150kmほど離れたマゼロまで船で行くしかないのだ。
プルメリアの種類かな
各家々は綺麗にされて花も豊富
島のメインストリート?を歩いていると
いかにも人が良さそうな人が出てきて椰子のジュースを飲んでいけと言って
慣れた様子で椰子の木に登り素手でヤシの実を落してくれる。
バナナは美味しいモンキーバナナ(石垣では島バナナ)
それにしても一房が大きくて立派だ。
まだ若い実外皮を完全に取り
穴開けて口でそのまま飲む・・・
今まで色々なところでヤシの実のジュースを飲んだけど、ここアウルのが一番うまかった、(砂地で雨が少なく海からの潮風でかな)
椰子の皮はバナナの木与えてそれが自然の堆肥になり立派なバナナが育つ
おいら、メリオンさん、潤くん
島のメインストリートで子猫と遊ぶ子
島の中央に大きく育つオレンジの木
だれのものでも無く島の人が自由に食べていいみたい
漁網をリサイクルしたハンモックで寝ていた子は
見慣れない我々を見て泣き出した
島の女性たちは器用に貝と椰子の葉で壁掛けや小物入れを織り
島の一箇所に集められて
時々クルージングでやてくるヨッティーに売っている
こちらも貴重な現金収入
メリオンさんに案内されてメインストリートを抜け
旧滑走路を歩き島の北側の海岸へ
海に抜ける道は石垣島と変わらない
干潮で干上がった海岸は石灰岩がむき出し
マリオンさんの話では以前は砂浜だったらしい
ピンクの砂浜
マリオンさん
年齢・・・不明
妻と子供4人暮らし
マジェロ生まれで奥さんがこの島出身で結婚して今はこの島で暮らしているそうだ
家から出るときに真新しい靴をはいてでてきて
道から外れて滑走路脇の草道に入ると靴を脱いで手に持って歩いてた(笑)
我々が漕いできたSUPに興味があるようなので貸してあげると
豚くんに見守られながら上手く乗っていた
何もない島といえばそうも言えるけど
実は豊かな島でした(これはまたの機会に)
船までは風に向かって漕ぐのでおいらはテンダーでラクチィン!!
ランチは日本そば”
コックさんのロレーンは我々日本人の好みを考えて色々なメニューを出してくれる
午後からペドロはマストに登ってホトセッション
チャンネルのとこだけいい風が吹いている
おいらは島影のブランケットに入ってカイトを落として終了。
夕方トムとエマで島の長老のところに挨拶にいくと
立派なバナナとココナッツ、ライムをお土産にいただいてきた。
ココナッツの投げ渡し
サンセットタイム
明後日は波が上がりそうなので再びアルロへ向けて南へ
ラム肉の赤ワイン煮込みを食べて満点の星を見ながら語り
早めに眠りにつく
つづく